Ambiverts

Introvert and Extrovert. いつもどこかに進んでいたい人のブログ

カフェで泣いた日

 

 

 

こんばんは。

 

 

説明会の帰り道。久しぶりにiPhoneから投稿。

 

 

 

他の人たちに比べると、これでもかというほどスローペースで進む就職活動。

 

 

憧れの会社も何社か見つかって、少しずつ少しずつ就活生らしさが出てきた気もします。

 

 

 

 

 

数日前からずっと、なんとなく体調が悪かったのだけれど、こうして外に出てしまうと気を張ってるせいかさくさく動けます。

 

反動が怖い。

 

 

 

 

 

説明会はなんば駅の近くで、色々な思い出がふぁーって蘇る、トリガーのような場所が沢山。

 

同じ場所に立っても、それは全く違って見えたりして、面子理論の真髄に触れたような気もした。

 

 

心斎橋から東に少し歩いたところに、行ってみたかった靴屋さんがあるのを知っていたから、Googleマップを頼りにてくてく歩いてみる。

 

 

 

Googleマップって、ラベルで場所を保存出来る機能があって。お気に入りとか、よく行く場所とかそういうの。

 

大阪はやたらと、水色のラベルが多い。もう水色のラベルである意味はないかもしれないけれど。そればっかりはどうしようもない。

 

だけど、これからもラベルの色は変えないと思う。ここは水色ラベルの場所だってことを、ちゃんと分かっていたいから。

 

 

そんな水色ラベルの靴屋さんの、Openの文字を見て一安心。

 

何せ私が行こうとする場所は定休日とか臨時休業なことが多いから。1人の時に限ってちゃんと空いてる。

 

 

ぎーってドアを開けると、異国みたいな暗い空間に、たくさんのピカピカな靴が綺麗に並べてありました。

 

 

つやつやな靴たちに感動。

 

そして一通り靴の説明をしてもらう。ケアの仕方とか、サイズの説明とか、復刻版だから売れたらもう手に入らないとか。

 

履いてみます?の一言をきっかけに、ずっと履いてみたかった靴に足を通させてもらえた。

 

やっぱりカッコよすぎる。

だけど私の足にはちょっと大袈裟な気もする。

 

 

今年の自分への誕生日プレゼントはこれかなあ?と思いつつ、でもやっぱり定番でいこうかとかなんとか。貯金は順調。そしてまだ時間もあるのでゆっくり悩もうかな。

 

楽しみが増えた。

 

 

物知りな店員さんはやたらと沢山カタログをくれた。

また来ますと行って店を出た。

 

 

 

その時、さっきまでお店の中で試着してたらしい人が、私が出てくるのを待っていたらしく、「お、何か買ったんですか?」と話しかけてきた。

 

 

ピカピカな靴に夢中で気付かなかったけど、そういえばいたかも。

 

「カタログです」

そう答えると、晩ご飯に誘われた。

 

 

これはナンパと言うのでは?!だけどそんなわくわくは自分で打ち消す。

「いやいいっす!笑」

 

 

お店の前で、あんまり詳しくない靴の話で盛り上がる。

 

 

 

結局近くのカフェに移動して、アイスラテをご馳走になった。

 

きっと人生いろんなことがあったんだなと思わせる人間的な厚みを感じる人だった。

ちょっとやそっとのことじゃ折れそうにない強かな心を持ってることが分かった。

 

 

そして、感情に波がないことも伝わってきた。

 

大人にも色々あるんだな。

 

 

 

 

ヨーロッパひとり旅の話をしたら、

いいとこ回ってんねと言われた。

 

3年間一人で世界を回っていたらしいその人は、私のひとり旅のルートを聞いてそう言った。

 

 

まさかウユニ塩湖に行ったことをこんなにもひけらかさない人に出会うとは。

 

 

 

 

私の人生観を聞いて引かない人に出会うのは久しぶりだ。

すごいねと言われないのが嬉しかった。

 

 

 

安心した。

 

私はまだ若いらしい。

これからも、まだまだ色んな出会いがあるらしい。

色んなところを旅する体力も、気力も、まだまだこれから湧いてくるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

最後に名前を聞いた。

 

でも、お互いもう会うことはないということを知っていた。

 

出会いって不思議なものだ。

でも、これも人生らしい。

 

 

 

 

コーヒー、ごちそうさまでした。

少しずつ生きます。

 

ありがとう。